ニート生活をやめるために就職活動をしていても、何度も書類選考で落ちたりするのが続くと精神的にも辛いですよね。
せっかく頑張って行動しているのに、結果が付いてこないと就活をすること自体も苦痛に感じてきてしまうかもしれません。
書類選考や面接で落とされるのが続くと、正社員になれる気もしなくなってしまいますよね。
ですが、それはニートにあった適切な就職活動ができていないだけかもしれませんよ。
そこで今回は、ニートの就活はつらい!?知らないと厳しい就職活動の方法について解説していきます。
実際に、就活がツラいと感じている方も、これから就職活動を始めようと思っている方も、ぜひお役立てください。
目次
ニートから就活を始めようと思ったモチベーション・気持ちを大切にする
ニートだった人が、いきなり正社員になるというのは就活する人の中でもとても大変なことです。
とくにニート生活が長い人ほど、書類選考が通らなかったり、通っても面接で落とされたりすることが続いて「つらい」ということも経験するかもしれません。
ですが、そこで就活すること自体を諦めてしまったら、今後も行動することができなくなってしまいます。
そんな時には、「就職活動を始めた思いやきっかけ」などをもう一度思い出してみると、自分自身への励ましになって行動することができる力が出てくるかもしれません。
実際に、世の中には5年以上もニートだった人でも正社員として就活を成功させている人はたくさんいます。
諦めずに行動することで、正社員としての就職先も見つけることができるようになりますので、すぐに諦めたりせずに、将来の期待や希望を持ちながら就活をしていきましょう。
そこでここからは、ニートの就活がツラいと感じたときの対策や対処方法についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
ニートの就活がツラいと感じる理由や対処法
それではここから、就職活動がツラいと感じていると思われる理由とその対処法についていくつかご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ニートの就活がつらいのは希望条件が理由!?
思いだけで行動していても、結果が出てこないと辛いものもありますよね。
そんな時には、もしかしたらあなたの正社員としての希望条件をもう一度見直してみるのもおすすめです。
希望や理想が高すぎてしまうと、ニートというだけでも応募することができる求人は限られてしまうにもかかわらず、自分でさらに求人の幅を狭めてしまっている可能性もあります。
どんな理由でニートになったのか?などは、企業側からすれば気にしてくれません。
つまり、新卒や第二新卒と比べると、採用担当者からはより厳しい目で見られてしまうというハンデもあるということも理解したうえで就活をすることが大切です。
そのため、希望条件を100%かなえてくれる求人を探すのではなく、自分の中で納得のできる条件はどれなのかを明確にしてみるようにしましょう。
例えば、下記のように箇条書きでも良いので希望条件をまずはまとめてみるようにしましょう。
●職種や業種:営業や接客、IT、製造など
●給与:月収15万円以上など
●休日:週休2日や、完全土日休み、年間休日110日以上など
●残業:1カ月にどれくらい残業をすることができるのか(月10時間・20時間など)
●勤務地:地元での企業や、都会での大手企業など
●通勤時間:自宅から1時間以内など
●職場の雰囲気:モクモク作業や、アットホームな職場など
●その他:福利厚生などの待遇面
このように、一度メモ帳にそれぞれの希望を書き出していきましょう。
ただし、書き出した希望の条件をすべてかなえてくれる会社というのは存在しません。
この中から、正社員として長く働くことになる会社に求める希望条件に優先順位をつけるようにしましょう。
お金に困りたくないのなら、給与や昇給・賞与がある企業を第一候補としたり、残業は少ない方が良いのなら、求人情報で残業時間のチェックなどをしていきます。
ニートは、立場上はある意味では求職者の中で一番就活が難しいといえますので、わがままを言っていたらいつまでたっても正社員として働く道を見つけることができずに、ズルズルと年齢を重ねてしまうことになりかねません。
そのままニート生活も長引き年齢もある程度いってしまうと本当に求人がなくなりかねませんので、早めに行動することも大切です。
逆に妥協することで正社員になることができれば、次は「転職者」として仕事を探すことができるようになるので、現状よりも確実に良い仕事探しができるようになるというメリットもあります。
ニートの就活で必要な3つの心構え
1、しっかりと準備をする
ニートの方が就職活動をなかなか始められない原因の1つに「不安」というのは大きな要因になっていますよね。
不安といっても、本当に就職できるのか・まわりは正社員として働いてるのに自分だけ無職の不安・将来が見えない不安など、いろいろとありますよね。
1つ1つの不安だけでも精神的に大きなストレスになってしまうのに、このようにいろいろと出てきてしまうと、大きなストレスになりマイナス思考になってしまいます。
先ほどもお伝えしたように、ニート生活を終わらせるためには自分で行動しないといけません。
親や友達ではあなたを助けることができないので、不安を少しでも解消して行動することが大切です。
そのために、就職活動で必要となることに対して自分でできる限りの準備をするということも大切です。
例えば、履歴書や職務経歴書の作成方法を勉強したり、自己分析をして自己PRの内容を見直す・応募する企業のHPをチェックして面接対策をするなど、いろいろと準備もあります。
このような準備を日ごろからコツコツと行っているだけでも、不安要素を減らすこともできるので、いきなりすべてを行う必要はありませんので、1日1つずつでもできることから始めていきましょう。
2、焦って行動しない
周りが働いていて、親や友達に仕事のことを言われたりするとストレスも感じますし、焦りも出てきますよね。
ですが、就職活動は焦って行動したからといっても結果が出るというものではありません。
ですが、なにも準備もせず、自分の希望条件なども把握もしないで仕事を探し出したとしても、結果ブラック企業に多く応募してしまったり、それこそブラック企業に入社してより後悔する可能性もありえます。
もし、入社できたとしても就業経験を積むことなくすぐに会社を辞めてしまうと、今度は転職活動をするときに、面接などで会社を辞めた理由などについて必ず質問されるようになります。
面接官も、すぐに辞めるような人を採用したいとは思ってくれません。
そのため、より厳しい就職活動をすることにもなりかねません。
そのため、ニート生活を早く終わらせたいからといって焦って応募できる求人に片っ端から応募するような行動は抑えるようにしましょう。
3、すぐに諦めない
ニートの就職活動は、おそらくあなたが思ってる以上に大変だと思います。
そのため、不採用が続くと途中で「もうあきらめてしまおう」と考えてしまうこともあるかもしれません。
ですが、もしあなたがしっかりと準備をしていて就活をしているにもかかわらず、いつまでも不採用が続くというのは、その会社や職種との相性が悪かっただけなのかもしれません。
そのような場合は、もう一度自己分析をして、他の職種や業種に興味はないのか?など視野を広げてみてはいかがでしょうか?
今まで求人サイトやハローワークで求人情報を見ていなかった職種や業種はもちろんですが、休日についても見直すだけでもヒットする求人数や幅を大きく広げることができます。
もしかしたら、たったそれだけのことであなたにピッタリの条件の企業を見つけることもできるかもしれませんよ。
あまり聞いたことがない中小企業でも、もしかしたら職場環境はよく優良企業として人気のある会社かもしれません。
大手だからといってブラック企業はないということはありえないのと同じで、中小企業だからといって優良企業がないということもありえません。
すぐに諦めずに、なかなかうまく就活ができないときには、先ほど紹介した希望条件の優先順位をもう一度見直してから活動を再開してみるのもおすすめです。
ニートから正社員へ!おすすめの就活の方法とは
ニートの就職活動の方法は、大きく分けると2つの方法があります。
2、就職支援サービスやエージェントを利用して応募できる求人を紹介してもらう
1番の方法は、求人サイトやフリーペーパー、ハローワークなどを使い、自分で希望条件に合う求人を探して応募するという一般的な方法です。
ですが、自分で応募できるものを探すというのが時間がかかるので、めんどくさがって行動できない人もたくさんいます。
そんな方にもおすすめなのが、ニートでも応募できる求人を紹介してくれる就職支援サービスやエージェントの利用です。
その多くは20代を対象にしていますし、何よりもそういったサービスに求人を出している企業は職歴よりも、若くてやる気のある人材を求めたり、人を見て判断してくれる企業が多いので、内定がもらえる可能性も1番の方法に比べると高くなります。
【参考記事】

ニートの具体的な就職活動の方法
ここからは、ニートの就職活動の方法について見ていきましょう。
先ほど紹介した自分で探す方法と、支援サービスを利用する方法によって多少異なりますが、大まかには同じです。
↓
2:求人サイトや就職支援サービスに登録
↓
3:気になる求人に応募する
↓
4:履歴書や職務経歴書の作成
(支援サービスならエージェントから書き方などの添削もしてもらえます)
↓
5:書類選考
(支援サービスの中には選考なしのところも一部あり)
↓
6:面接対策
(支援サービスならエージェントによる模擬面接や対策があり)
↓
7:面接本番・内定
このような流れになります。
自分で探すにしても就職支援サービスを利用するにしても、まずはあなた自身の希望する職種や業種・条件などがわかっていないと探すことができませんので、まずは希望条件を明確にしておくことが大切です。
そこから、求人サイトに登録したり、ハローワークで探したり、支援サービスに登録をするとスムーズに求人を探すことができるようになります。
ですが、学校卒業後働いた経験がないという方は、履歴書などの書き方も分からないと思いますので、無料で教えてくれる就職支援サービスの利用がおすすめです。
履歴書の内容で書類選考が決まるといっても過言ではないほど大切なものですからね。
これまでに書類選考で何度も落とされているという方も、この機会に一度相談をしてみるというのもおすすめですよ。

ニートの就活はつらい?不安を解消するためのQ&A
ニートの就活はつらいのか、ここではネット上でよく見かける疑問をQ&A方式で解説していきますね。
Q1. ニートって就活はやっぱり不利なの?
就活において、空白期間があると企業側から「なぜ働いていなかったのか」と疑問を持たれる可能性はあります。しかし、その期間に何を考え、どのように過ごしてきたかを正直に伝え、前向きな姿勢を示すことが大切です。焦らず、自分に合った企業を探しましょう。
Q2. 長期間ニートだった場合、企業にどう説明すればいい?
長期間ニートだった理由は人それぞれです。大切なのは、その期間をただの空白として捉えるのではなく、自分なりに何かを学び、考えた時間として捉え直すことです。
例えば、「体調を崩して療養していた」「資格取得に向けて勉強していた」「家業の手伝いをしていた」など、具体的な理由を正直に伝えましょう。そして、その経験から得た学びや、今後の仕事への意欲を示すことが重要です。
Q3. 就活を始めるにあたって、まず何から始めるべき?
まず、自己分析をしっかりと行いましょう。自分の強みや興味、価値観、将来の目標などを深く掘り下げることで、どのような仕事が自分に合っているのかが見えてきます。
次に、情報収集です。求人サイトや企業のホームページなどで、興味のある業界や職種について調べてみましょう。ハローワークや就職支援サービスなども積極的に活用することをおすすめします。
Q4. ニート期間が長すぎて、働く自信がない…。どうすればいい?
自信がないと感じるのは当然のことです。まずは、小さな一歩から踏み出してみましょう。アルバイトやボランティアなど、短期間でも社会との接点を持つことで、働く感覚を取り戻せるかもしれません。
また、就職支援セミナーやカウンセリングなどを利用して、専門家のアドバイスを受けるのも有効です。焦らず、自分のペースで自信を積み重ねていきましょう。
Q5. ニートからの就職を成功させるために、一番大切なことは何?
諦めずに挑戦し続けることです。就活は、すぐに結果が出るとは限りません。時にはうまくいかないこともあるでしょう。しかし、そこで諦めてしまっては、何も始まりません。
自己分析を深め、企業研究をしっかり行い、面接対策を怠らず、積極的に行動し続けることが、ニートからの就職を成功させるための最も大切な要素です。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、ニートの就活はつらい!?知らないと厳しい就職活動の方法について解説してきましたが、いかがでしたか。
実際、今の世の中は人手不足とも言われていますが、すべての業界が人手不足というわけでもありませんので、あなたの希望する職種や業種によってニートの就職活動のレベルは変わってくると思います。
また、職種や業種によっては忙しい時期というのも異なりますので、なかなか求人が見つからない場合は探すタイミングが悪かっただけという可能性もあります。
とはいえ、求人を出しているということは、ニート以外にもフリーターや転職希望者も同じように求人い応募をしている可能性が高いので、ニートにはなかなか厳しい状況であることは間違いありません。
ですが、そこで諦めてしまったらより自分を追い込んで就活をもっと厳しい状況にしてしまう可能性もあるということを理解したうえで、すぐに諦めずに行動していくようにしましょう。
ニートの就職活動で大切なことは、
1、自己分析をする
2、希望条件には優先順位をつける
3、すぐに諦めたりしない
この3つです。
最近では、就職支援サービスという登録も会費も完全無料のサービスもいろいろと増えてきていますので、上手に活用しながら、少しでも要条件の企業に就職できるように利用していきましょう!
【ニートの就活に強い!おすすめの就職支援サービス】
●いい就職ドットコム
大卒以上で22~29歳までと対象年齢は狭いですが、ニートやフリーターからの正社員実績も多数ある人気の支援サービスです。

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