ニート生活を終わらせるために、「求人サイト」にいろいろ登録してみたという人は多いのではないでしょうか。
求人サイトでは、毎日のように新着の求人が更新されていたりもしますし、サイトによっては企業からスカウトメールが届くこともあるということですから、脱ニートには最適な環境ですよね。
ところが、登録してみたものの、求人は毎日眺めてるだけだし、スカウトメールなんて1通も来ない・・・となると、せっかくの就活へのモチベーションもなくなってしまいますよね。
実際、このように登録してみたけれどそこから先にすすめないという人がたくさんいるのです。
そうなると、何のために会員登録したのかもわからなくなってしまいますよね。
そこで今回は、ニートにおすすめの求人サイトとはどのようなサイトなのかや、知らないと損する求人サイトの落とし穴について詳しく解説していきたいと思います。
【このページの内容はコチラ】
・ニートに求人サイトがおすすめできない理由!
・知らないと危険!?求人サイトの落とし穴
・支援サービスの魅力とおすすめな理由
これから脱ニートを目標に仕事探しをしようかと考えている方も、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ニートにおすすめの求人サイトとは?
ニートにおすすめの求人サイトについてですが、そもそもニート期間が長い人にはハッキリ言っておすすめはできません。
「えっ、なんでなの?」
というような疑問も聞こえてきそうですが、おすすめすることができない理由についてもしっかりと説明していきます。
まず、一般の求人サイトの使い方について見てみましょう。
【求人サイトの使い方】
1、サイトに会員登録をする
↓
2、プロフィール情報を入力
↓
3、自分に合った求人を探す
↓
4、スカウトメールを待つ(この機能がないサイトもあります)
↓
5、書類選考に応募
↓
6、面接
↓
7、入社
ざっくりとまとめると、このような手順で進めていくことになります。
そして、登録をしたからといって求人サイトではあなたにマッチする企業の紹介はなく、履歴書の作成なども自分一人で作っていく必要があります。
さらに、気になった求人の企業がブラックかどうかもネットで自分で調べたりといろいろとやることが多いのです。
ですが、これだけならそこまで問題はないでしょう。
ですが、ニート生活が長い人におすすめができない理由としては、
●書類選考で落とされた場合もどこが悪いのかわからないままになってしまう
●求人サイトに登録しているのは、ニート以外にも新卒や職歴のある転職希望者などのライバルが多い
●すべて自分で行う必要がある
というように3つの理由が挙げられます。
それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
ニートに求人サイトはおすすめできない?その理由とは
書類選考で落とされた場合もどこが悪いのかわからないままになってしまう
求人サイトでは、応募条件を満たしていれば基本的に誰でも応募することができます。
ですが、書類選考で履歴書や職務経歴書を送って、もし不採用だった場合は自分で履歴書のどこが悪かったのかなどを調べなおす必要があります。
自己PRや志望動機などは、そもそもその企業に向けてアピールするものですから使いまわすことはできないのです。
そのため、あなたの書き方では採用担当者には魅力を感じられなかったということになりますよね。
その場合、どのように書き直せばいいのか?などに困ってしまいますよね。
ネット上には志望動機や自己PR文のテンプレートもあったりしますが、最終的には自分の言葉で書き直す必要があるので、独学だとそれが難しいといった理由があります。
直すところがわからないままでは、その次の書類選考でも同じ結果になってしまう可能性が高いということになるので、履歴書や職務経歴書の書き方に不安があるという方には、求人サイトはあまりおすすめはできないということになります。
求人サイトに登録しているのは、ニート以外にも新卒や転職者とライバルが多い
求人サイトへ登録をしているのは、ニート以外にも新卒や転職を考えている職歴もある人まで多くの方が登録しています。
ということは、書類選考や面接ではニートというだけでもそういった人と比べられてしまいますので、マイナスからスタートしているのです。
そのため、もし気になる求人を見つけて応募をしたとしても、新卒や転職者を採用してしまう可能性が高いので、条件が良い企業の求人ほど就職は難しいものとなってしまいます。
強力なライバルがたくさんいるということですから、よほど企業に自己PRで長所や強みをアピールすることができたり、企業が求めるスキルや資格を保有しているなどのなにかがないと厳しいというのも現実です。
不採用が続いてしまうと、自信も就活に対してのやる気失ってしまいますよね。
すべて自分で行う必要がある
求人サイトは、基本的には誰でも会員登録をすることができるのですが、それだけに就活で必要なことはすべて自分で行う必要があります。
でも、どのようなことをするのかもチェックしていきましょう。
●給与や勤務開始日などの交渉
●面接する時間などの決定
●志望動機用の企業の情報収集と、そこから自分のアピールできることと紐づけ
●履歴書は毎回用意する
●ブラック企業かどうかの情報集め
●分からないことを相談できる相手がいない
などが挙げられます。
まず、気になった企業はブラック企業かどうかの判断は大切なことですよね。
そして、履歴書や職務経歴書を書くときに企業情報と自分の強みを関連付けてアピールする文章も自分で考える必要があります。
応募する場合には、面接の曜日や時間などの交渉も自分で連絡をして行う必要があります。
一番やっかいなところは、分からないことや不安なことを相談することができる相手もいないということでしょう。
就活になれている方からすれば、自分一人の方が気楽に活動できるという人もいますが、ニート生活が長いと、このような交渉から調べごとまでをすべて自分一人で行うとなると負担も大きいですし、ストレスにも感じてしまいますよね。
しかも、就活をしていく中で不安なことや分からないことが出てきた場合も、求人サイトでは相談にのってくれることはありません。
そのため、分からないまま・不安なまま就職活動をしていくというのは精神的にもツラいものがありますよね。
求人サイトの落とし穴
求人サイトに登録する理由は人それぞれですが、それでも登録する前に「そのサイトは本当に使いやすいのか?」などの情報を集めたりはしますよね。
そんなときに、ネット上で「28歳ニートでも年収500万円の会社に就職できたのがこのサイト!」などのように紹介している人を見かけることもあるのではないでしょうか。
実際、私も以前に就活をした時に、そのような情報を目にして登録したこともあります。
その結果から言えば、私にはそのような企業の求人はありませんでした。
このような情報を見たときは、「ニート」という共通点だけを見るのではなく、持っている資格や今までの職歴もその人と共通しているのか?というところまでしっかりとチェックしていないと、同じようなレベルの企業へ就職することができません。
また、人は追い詰められたりするほどに冷静な判断ができなくなってしまい、自分にとって都合の良い部分しか見えなくなるものです。
そのため、求人の条件だけを鵜呑みにしてしまうとブラック企業に引っかかりやすいといった失敗談もよく見かけます。
社会人としての経験も少ないニートは、企業の内部事情などを見極めたりする目が養われていませんので、応募する前に慎重になることも大切です。
このように、「この人が就職できたのなら自分も」と軽い気持ちで行動するのは避けた方が良いでしょう。
ニートは求人サイトよりもまずは支援サービスの利用がおすすめ
求人サイトやハローワークを利用しているのに、なかなか結果が出ないという人は『就職支援サービス』を合せて利用するのがおすすめです。
求人サイトでも新着求人などをチェックしながら、今までの就職活動で分からなかったところや疑問をアドバイザーに相談することで解消することができるかもしれません。
「でも、求人サイトと就職支援サービスの違いってなに?」
という方もいらっしゃると思いますので、ここからは各サービスの違いについても解説していきます。
求人サイトと就職支援サービスの違いとは?
ここからは、求人サイトと就職支援サービスの違いについてそれぞれをチェックしていきましょう。
【求人サイトとは】
パソコンやスマホからサイトに会員登録をして、必要なプロフィール情報を登録し、自分で求人を探して応募するというのが一般的な使い方です。
24時間いつでも最新の求人をチェックすることができ、自分の希望条件に合った求人を探すことができるというメリットもありますが、ニートからすると新卒や転職者などの強力なライバルが多いといったデメリットもあります。
【就職支援サービスとは】
会員登録をすると、担当アドバイザーから連絡がきて電話やオフィスに訪問して面談をします。
面談後は、あなたの希望条件にマッチした求人の紹介や、応募書類の添削、面接対策、面接時間の調整、企業の内部事情などいろいろと無料で教えてくれます。
求人サイトなどには出回らない非公開求人も多く取り扱っているというのも大きな魅力ですよね。
登録から就職が決まるまで完全無料で、サポートしてくれるので、就活の経験が浅いニートにとってはデメリットはほとんどないといえるでしょう。
ただし、就職支援サービスといえど、30歳を過ぎてしまうと登録を断られたり、紹介してもらえる求人数も減少してしまいますので、利用するのなら20代のうちに登録していろいろな不安や疑問を解消するのもおすすめです。
ニートから人気の就職支援サービスは以下のページでまとめていますので、ぜひご覧ください。
また、就職支援サービスを利用したからといって求人サイトを利用することができなくなるという心配もありません。
むしろ、就活を素早く終わらせるためには、使えるサービスは積極的に利用して少しでも自分に都合の良い条件の企業へ就職できるようにすることも大切です。
まとめ
いかがでしたか?今回は、ニートにおすすめの求人サイトは?知らないと損する求人サイトの落とし穴というテーマで解説してきました。
求人サイトは確かに手軽に利用できるし、自分のペースで就活をしていきたいという方には使いやすく感じるかもしれません。
ですが、そこには落とし穴やデメリットもありますので、そういったマイナスの部分もしっかりと理解したうえで利用していくことが大切です。
求人サイトや就職支援サービスを利用していても、ニート期間が長く年齢を重ねるほどに、どんどん就活も厳しくなってしまいます。
ニートでも、20代であれば就職活動の方法はたくさんありますが、後半から30歳を過ぎてしまうと就活も難しくなってしまいますので、自分一人で就活をするのではなく、ハローワークや就職支援サービスなどを使い分けながら賢く仕事を探していった方が確実といえるでしょう。
「仕事を探そう!」と思っているときが、一番行動することができる時期でもあります。
ニート生活が長引くほど、そういった気持ちさえも出てこなくなってしまいますので、「動かないと!」という気持ちを大切にしながら就職活動を頑張っていきましょう!