就活を始めようと思ったときに、これまでアルバイトのみで生活をして来たという場合、履歴書の職歴の欄にアルバイトの経験を書くべきなのか、それとも書かない方がいいのか迷ってしまいますよね。
ネットで調べてみると、
「職歴は正社員や契約社員・派遣として働いた経験のみを記入する」
「アルバイトの経験も職歴に記入する」
というように、意見も分かれているので、果たしてどっちが正しいのか困ってしまいますよね。
そこで今回は、履歴書の職歴欄にアルバイトのみの場合は記入するべきなのかどうかについて解説していきます。
これから正社員を目指そうと思っている方も、ぜひ最後までご覧ください。
目次
履歴書の職歴欄にアルバイトのみは記入するべき?
それではさっそく今回のテーマの本題から解説していきます。
結論から言えば、「記入する」です。
ただし、すべてのアルバイト経験を書いても良いというわけではありません。
アルバイト経験を職歴として書くことができるのは、以下の当てはまる場合です。
●アルバイトで得た知識や技術を、応募先の企業でいかせる場合
●一度正社員として働き、その後1年以上アルバイト期間がある
●応募先の雇用形態が正社員以外
これら3つのいずれかに当てはまるのであれば、アルバイト経験も立派な職務経歴として記入して企業にアピールすることができます。
それぞれの理由についてももう少し詳しく見ていきましょう。
アルバイト経験が応募先企業に通じる場合
アルバイトといっても今ではさまざまな職種や業種のアルバイトが募集していますよね。
そこで、あなたが応募しようと思っている企業に通じる技術や能力を身に着けている場合は、それは立派なアピールポイントになり、職歴に記入することができます。
ただし、応募企業で活かせるような能力ではない場合は、記入してもアピールすることはできません。
正社員経験もあり!でも直近はアルバイトのみ
例えば、学校を卒業してすぐは正社員として働いていたけれど、何らかの理由で会社を辞めてアルバイト生活を始めたという場合です。
もちろん卒業した後正社員になることなくアルバイトのみで生活をしていたという場合でも、その理由を具体的に説明することができれば記入することができます。
職歴に正社員経験がない場合は、採用担当者から高確率でその理由を質問されることになります。
そこで、例えば「資格を取得するために頑張って勉強を続けてきましたが、合格することができませんでした。ですが勉強をする中で身につけた知識をこれからの仕事に活かしたいと考えております。」などのように答えることが大切です。
もし、なにも勉強もしていない・説明することができない場合は、記入しない方が良いケースもあります。
応募先の雇用形態
アルバイトを職歴として記入するのが難しいのは、正社員として募集してる企業に応募をする場合です。
そのため、もしあなたが違うアルバイト先や派遣社員という雇用形態で探している場合は、アルバイト経験も普通に記入していくことができます。
アルバイトや派遣の場合は、空欄になっている=無職ととらえられるケースが多いので、応募先のジャンルとは違う場合でも、アルバイト経験は記入していくようにしましょう。
アルバイト経験の履歴書の職歴欄への書き方
職歴にアルバイト経験を記入する場合は、
【○年△月 株式会社○○○入社 (アルバイト)】
というように、通常の職歴と同じように記入していきます。
ポイントは、「入社」の後ろに「アルバイト」と記入することが大切です。
その下の行に、どのような業務を行っていたのかも記入しましょう。
こうすることで、採用担当者も正社員なのかアルバイトなのかもすぐに見てわかります。
短期バイトは記入できるの?
アルバイトといっても、中には時給が良い短期バイトをいくつもかけ持っているという人も多いと思います。
その場合は、1社で1年以上勤めているという可能性は限りなく少なくなってしまいますよね。
ですから、短期バイトをいくつもこなしているという場合は、今までのあなたの経験が応募しようと考えている企業に活かせることをアピールすることが大切です。
なにより、短期バイトの繰り返しもその理由を聞かれる可能性が高いですので、先ほどの例を参考にしながらその理由を明確に答えることができるように準備しておくようにしましょう。
短期バイトを繰り返してきたということは、そのまま記入してしまうとマイナス評価に繋がってしまいますが、アピールすることができるところを探すことで、逆に採用担当者に良い印象を与えることもできます。
まとめ:履歴書の職歴はアルバイトのみでも有利に!
履歴書は、就活や転職活動をするときには必ず必要になります。
ですが、今まで職歴がアルバイトのみだと、記入して良いのか?ということで悩んでしまう人も少なくありません。
ですが、しっかりと要点を抑えて記入し、面接時に具体的な説明をすることができるように準備しておくことで、立派な職歴としてアピールすることができます。
今までの職歴がアルバイトのみだからといって、正社員になることはできないということはありません。
世の中には、職歴なしのニートから正社員になる人もいますので、ネガティブに考えずに、プラス思考で積極的にアピールポイントを探して記入していくようにしましょう。
それでも、どうしても審査が通らないという方は、無料の就職支援サービスの利用も検討してみましょう。
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