アルバイト探しをするときには、スマホやPCなどネットの求人サイトを使う人も多いと思います。
登録しておけばいつでも好きなバイトに応募もすることができますし、書類選考なしで面接からできるバイト先もたくさんあります。
ですが、そんなバイト探しをしているときに、求人先によっては電話をするケースもありますよね。
「時間帯はいつがいいのかな?」
「どのように切り出せばいいのかな?」
「失敗したくないと思うと怖い…」
というように、電話をするとなるといろいろと不安もありますよね。
そこでこのページでは、バイト先に応募するときの電話のかけ方や時間帯・注意点などについて分かりやすく解説していきます。
これからバイトデビューを考えてる学生の方や主婦もぜひお役立てください。
目次
バイト先に電話をする前に確認しておくこと
求人票を見ていて「これはいいな~」と思ったものがあったら応募をすると思いますが、電話をする前にしっかりと募集内容についても確認することが大切です。
これをしないで時給や仕事内容など自分にとって都合の良いところだけ見て応募してしまうと、後々後悔することになってしまうからです。
そこで、以下の内容などを確認しましょう。
・勤務時間
・仕事の内容
・時給
・待遇面
基本的にこのような情報が記載されていると思います。
すべての項目を確認したうえで、あなたの希望条件に当てはまっているのか?募集している人材に自分は当てはまっているのか?などを必ず確認するようにしましょう。
アルバイトの中には、「週4日~」というような勤務条件がかかれているケースはよくあります。
もし、あなたの希望が週2日くらいで希望をしていた場合は、このまま応募してしまうとミスマッチを起こしてしまいますよね。
面接時などにも希望条件や募集内容の確認もされますが、当然条件に当てはまらなければ不採用となりますので、バイトをする時間が無駄になってしまいます。
バイトに電話をかける前の準備
ここからは、電話をかける前に準備しておくものを以下にまとめてみました。
●電話のしやすい場所へ移動
●ペンやノート
それぞれの理由についてもさらに細かく見てみましょう。
準備1、質問したいことをメモしておく
応募条件にもあなたの希望にも当てはまっている場合は、さっそく電話をしてみましょう。
ただし、その前に求人票を見ていてわからないことや気になる項目があれば、事前にメモしてまとめておくのが良いです。
分からないまま働きだしてしまうと、後で後悔することになるかもしれませんので、この後電話で質問してもいいですし、面接時に聞きたいことをメモにまとめておくのもおすすめです。
このような質問をすることは、面接官に「やる気がありそう」というような良いイメージを与えることにもなります。
逆にいろいろ質問しても、不満そうな対応をするようなバイト先であればブラックの可能性もありますので、逆に断ることも考えることもできるのでいろいろとメリットがあります。
準備2、電話をする場所
バイト先にとってはあなたからの電話が第一印象となります。
面接官といっても一人の人間ですから、話し方や声の大きさなどはとても大切です。
そこで電話をするときには、あなた以外の声が入らないような静かな場所を探しておくことも大切です。
また、スマホから電話をする場合には電波の状態にも気を付けるようにしましょう。
通話中に「聞こえにくい」「途切れる」などがあっては問題ですからね、
電話をする場所は気にしていない人も多いかもしれませんが、第一印象となる大切なことですので、場所もしっかりと確認するようにしましょう。
準備3、必要なものを用意しておく
電話をするときに、手元に用意しておいた方が良いものもあります。
●ペン
●求人雑誌(サイトの場合は画面を開くがプリントする)
この3つは最低限用意しておきましょう。
実際に電話をしたときには、担当者の名前を間違えてしまうのはとても失礼ですので、求人票に担当者名の記載があれば、間違える心配もありません。
また、面接することになった場合には面接日時の調整もそのまま行うことになります。
その場でメモしておくことで忘れてしまうということもなくなりますので、ペンと紙もいっしょに用意しておくようにしましょう。
バイト先に電話をする時間帯はいつが正しいのか?
最近は、求人票などに電話の受付時間を記載してくれているケースも増えてきましたね。
基本的には、10時~16時くらいになっていることが多いですよね。
時間が指定されている場合は、この時間内に電話をするのがマナーです。
ただし、お昼休み中の電話を避けることは大切です。
休憩時間は誰だって働きたくはないものですし、昼食をとっていると電話に気が付かないという可能性も高いです。
また、あなたの希望が飲食店の場合はお昼は一番のピークの時間帯ですから、迷惑になってしまいます。
このように、職種によって忙しそうだと感じる時間の電話を避けるのは重要なことです。
例として、よくアルバイト求人の電話をするのならおすすめの時間帯をまとめてみました。
・飲食店:10時~11時、14時~17時ころ
・スーパー:10時~11時、13時~15時ころ
・居酒屋:日中~17時ころ
・カラオケ:10時~11時、13時~17時ころ
もちろん同じ業界でもお店によって込み時間も違いますので、あくまでも参考程度のお考えください。
バイト先の応募の電話のかけ方
ここからは、バイト先に電話をするときに、どのようなかけ方がいいのか?ということについても解説していきます。
高校生や大学生などあまり電話を使ったことがない方や、バイトをするのが初めてという方も、ぜひお役立てください。
電話のかけ方で大切なこと
まずは、社会人としてのマナーとして以下のポイントを意識しておきましょう。
1、自分の名前を名乗る
2、具体的に用件を伝える(バイト募集の広告を拝見して…)
3、早口にならないように丁寧に、相手が聞き取りやすいように話す。
4、大切なことは復唱
5、お礼の一言を伝えて電話を切る
このような流れになります。
まずはあなたの名前を伝えたうえで電話をした要件を伝えるようにしましょう。
もし求人票に担当者名が記載されていた場合は、担当者がいるかどうかの確認もします。
この時、緊張していると無意識に早口になったりすることもありますので、一呼吸おいてゆっくりと丁寧に話すように心がけます。
面接の日時などを伝えられた場合には、あなたからも「〇月●日の●時ですね」というように、聞き間違えていないことを確認するためにも、大切な部分はしっかりと復唱するようにしましょう。
バイト先に電話を掛けるときの例文
電話対応は、誰だって知らない相手ですから緊張してしまいがちですよね?
失敗して後で後悔する人も少なくありません。
そこでここでは、どのような会話をするのか例文にしてまとめてみました。
あなた:はじめまして。わたくしは丸々と申しますが、御社のアルバイト募集の求人情報を○○(サイト名や情報誌名)を拝見してお電話させていただきました。
あなた:担当者様の○○様はいらっしゃいますか?
会社側:○○ですね。少々お待ちください。
会社側:お電話ありがとうございます。担当の○○と申します。
あなた:お忙しいところ申し訳ございません。○○(名前)と申します。御社のアルバイト募集の情報を拝見させていただいたのですが、まだ募集はされていますでしょうか。
会社側:はい。まだ募集をしています。
※ここからは面接官によってかなり内容が異なりますので、参考にはなりにくいので飛ばさせていただきますが、簡単な質疑応答などが行われます。
その中で、面接することが決まると面接日時の調整を行います。
会社側:●日の▲時はいかがでしょうか?
あなた:はい。●日の▲時ですね、かしこまりました。
※指定された時間の都合が悪い場合は、「その日は予定があり難しいので、他にご都合のよい日時はございませんか?」と質問をしましょう。
あなた:面接時に必要な持ち物などはございますか?
会社側:履歴書と筆記用具を持参して着てください。(会社によって異なります。)
あなた:履歴書と筆記用具ですね。それでは●日の▲時にお伺いいたします。本日はお忙しい中ありがとうございました。当日はよろしくお願いいたします。失礼いたします。
このように伝えて、相手の方が電話を切ったことを確認してから電話を切りましょう。
5~10秒ほど待っても相手が切らない場合は、「失礼いたします」と伝えてあなたから切っても問題ありません。
さいごに
アルバイト先に電話をするときにはいつだって緊張してしまうものです。
こればかりは何回してもそう簡単になれるようなことでもありませんよね。
だからこそ、まずは落ち着いてしっかりと受け答えができるように事前にいろいろと準備をしておくのがおすすめです。
準備をしておくことで、焦ってパニックになってしまっても、自分で書いたメモを見ることで落ち着くことができますし、気になることなども忘れずに質問をすることができるので安心できます。
次の記事では、面接時の注意点について解説しています。
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