2月になるいろいろな業界での求人数も増えてきますので、転職活動をスタートするにもうれしい時期ですよね。
求人数が増えるということは、今まで出会うことができなかった企業の求人にも出会えるようになるということでもありますから、このタイミングで就活や転職活動を始めるという方もたくさんいます。
ですが、このタイミングで転職活動をするメリットとは求人数以外にも何があるのかなども気になりますよね。
そこで今回は、転職時期に2月がおすすめなタイミングの理由と、成功させるためのコツについて解説していきます。
転職はもちろん、これから就活を始めようと思っている方も、ぜひお役立てください。
目次
2月からは転職活動シーズン!?注意点について
2月からは企業の新規求人募集が増えてきますので、このタイミングで仕事を探そうと考える方は多いです。
ところが、そんなシーズンに突入する2月以降だからこその注意点などもあるのはご存知でしょうか?
そこでまずは、2月から転職活動を考えている方に知っておいてほしい注意点からチェックしていきましょう。
・メディアの情報に惑わされない
・職種や業種によっては不向きな時期もある
これらの3つについて、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
転職者も増えるのでライバルが多い?とは
一般に出回る求人数が増えるということは、転職者はもちろん就活する人もいるように多くの方が求人サイトや就職支援サービスなどを利用することになります。
そのため、より条件の良い求人が出たときには、応募する人がそれだけ増えるということにもなりますから、ライバルとの競争が今まで以上に激しくなるということにもなります。
転職先で求めるスキルやノウハウなどを持っている経験者であれば有利に仕事探すは可能ですが、未経験の業界へ転職をしようと考えている方や、前職をすぐに辞めてしまっているなど職歴に自信がない人の場合は、必ずしもこのタイミングが有利になるというわけではありません。
また、すぐに定員になってしまう可能性もたかいですから、求人の掲載期間が短くなるため、良い求人を見つけたときには素早く応募することも大切です。
メディアの情報に惑わされない!とは
2月くらいから、メディアなどでも転職市場の動向などが伝えられるようになりますよね。
ですが、このデータはあくまでも全体的な市場動向であり、あなたが希望する職種や業種には当てはまらない可能性もあるのです。
そのため、このような情報の惑わされて安易に転職を決めてしまうと、すぐに仕事が見つけることができずに苦労する可能性もあります。
本当に転職したほうが良いのか、それとも現状の職場で働いた方が良いのか、あなた自身のスキルや市場価値を考えながら、しっかりと考えたうえで行動をすることも大切です。
職種や業種によっては不向きな時期もある?
3月~4月は年度の切り替えというのが一般的なのですが、企業によっては9月~10月が年度の切り替えのタイミングというところも増えてきました。
やはり、切替のタイミングが異なれば、当然ですが求人を出してきませんので、あなたが希望する職種や業種での切替のタイミングなどを調べておくのもおすすめです。
また、希望する転職先の企業がいくつか候補にあるというのなら、公式サイトなどからチェックすることもできますので、こういった調査をすることで転職活動をする時期を決めることもできます。
2月が転職活動におすすめな理由
4月入社に向けて、企業は人材確保に力を入れています。
特に、2月は新年度の計画が具体化する時期であり、優秀な人材を獲得したいという意欲が高まっているため、積極的に採用活動を行っている企業が多いです。
また、年末年始の慌ただしさも落ち着き、年度末の繁忙期もまだ先であるため、2月は比較的時間の余裕が生まれやすい時期です。
転職活動に集中しやすい環境であることも、おすすめな理由の一つです。
2月の転職活動を成功させるために!賢い転職活動を!
転職活動をしていくうえでは、どのタイミングでも大切なことですが、意外と知られていないのが【準備】です。
賢い転職活動をして、スムーズに成功させている人はこの準備を他の人よりもしっかり行っています。
ですが、転職活動の準備といっても、どうすればいいのかわからないという方もいらっしゃると思いますので、まずはなにを準備すればいいのかを見ていきましょう。
●転職をする理由を明確にする
●職種や業種での転職業界の傾向についての情報集め
●自分の今の市場価値を調べる(自己分析)
●転職についての希望条件を明確にする
●退職をするための準備
このように、準備といってもいろいろとやることはあります。
これらのついても詳しく見ていきましょう。
●転職をする理由を明確にする
転職活動をしていく中で、高確率で前職を辞めた理由についての質問をされることになるので、しっかりとしか理由を考えておく必要があります。
ですが、「給料が少ないから・残業が多いから・上司が気にくわないから」などのようなネガティブな内容は避けるようにしましょう。
このような理由では、面接に行っても「また同じ理由ですぐに辞めそう」と面接官に思われてしまいます。
なぜ辞めるのかを、具体的に書き出しておくとイメージもしやすくなるのでおすすめです。
●職種や業種での転職業界の傾向についての情報集め
2月から春先にかけてはいろいろな業界で転職活動が活発になりますので、常に最新の情報をチェックすることも大切です。
例えば、今日調べた情報も来週になったら、大きく状況が変化していることさえあります。
そのため、2月から転職活動をはじめて、4月の入社を目指す人も多いのです。
焦ってよく調べもせずによくわからない企業に入社するくらいなら、少しでも余裕をもってしっかりと情報を集めたうえで、納得のできる会社で働けたほうが長く続けることができますよね。
そのためにも、まずは転職を考える職種や業種の転職業界の傾向を常にチェックしておくようにしましょう。
●自分の今の市場価値を調べる(自己分析)
この次の希望条件にもつながるのですが、そもそも自分の市場価値というものを知らないで希望条件だけを伝えても、その通りの求人を紹介してもらえることは稀です。
そこで、今の自分がどれくらいの価値があるのかを自己分析することも大切です。
市場価値が低いにもかかわらず、好条件の希望を出しているのは、単なるわがままと思われてしまいます。
自己分析をするのが苦手という方は、市場価値などを診断することができる求人サイトや転職エージェントの利用がおすすめです。
【参考記事】
>>MIIDAS(ミイダス)は怪しい?オファーや市場価値の診断の仕組み
>>リクナビネクスト「グッドポイント診断」の結果で強みがわかる?口コミ評判
●転職についての希望条件を明確にする
転職活動をスムーズに進めていくためには、そもそも希望条件を明確にしていることが大切です。
とくに希望もなく転職活動をしていても、どれも良さそうに見えてしまいますし、入社した後に「思ってたのと違う・・・」とすぐに辞めたくなってしまうかもしれません。
これを続けていると、転職歴も増えてしまい、今後の就活にも響いてしまいますので、しっかりと条件を明確化しておくようにしましょう。
とはいえ、あくまでも一般的な常識の範囲内で決めることが大切です。
よくわからないという方は、以下のような感じで簡単に書き出してみましょう。
●職種や業種:営業やIT・工場・接客など
●給与:月収20万円以上・30万円以上など
●休日:土日休み・4勤2休など
●勤務地:都内・県内・市内など
●通勤時間:自宅から30分以内・1時間以内など
●その他:福利厚生や昇給・賞与、社風など
このように1つ1つ書き出してみると、自分の中で納得のできる転職をすることができるようになります。
ただし、100%あなたの希望条件をかなえてくれる求人は存在しませんから、あなたの中でどれを優先するのか優先順位をつけることも大切です。
また、あなたが持ってる資格や今までの経験・ノウハウなども書き出しておくと、より転職活動をしやすくなるのでおすすめです。
●退職をするための準備
すぐに会社を辞めることはできませんが、転職活動を始める以上は退職するための準備もしておくようにしましょう。
例えば、会社に辞めることを伝えて仕事の引継ぎを行ったりすることもあります。
また、「今日で辞めます」というのは社会人としてのマナーを疑われてしまいますので、遅くても2週間前には会社側に伝えるようにしましょう。
会社同士のつながりというのはどこでつながっているのかわかりません。
もしかしたら、今の職場とつながりのある会社に入社する可能性もありますからね。
辞める場合も、しっかりとマナーを守って退職するようにしましょう。
さいごに
今回は、転職時期に2月はおすすめのタイミング!賢い転職活動をしようという内容で解説してきましたが、いかがでしたか。
2月くらいになると様々な企業から求人も出てきますので、このタイミングを見計らって仕事を探す人も増えてきます。
そのため、少しでもライバルに差をつけるためにも情報収集はとっても大切です。
小まめに求人をチェックしつつ、どれだけあなたの希望条件に当てはまる求人を素早く見つけて応募することができるのか、というのが大きなポイントになってきます。
そのため、少しでも多くの求人に触れられるように、求人サイトはもちろんですが転職エージェントなども上手に活用しながら求人を探すようにしましょう。
求人が増えるということは、それだけ比較しながら選べるチャンスが増えるということでもありますので、この機会を逃さないように、しっかりチャンスをつかみ取っていきましょう!
準備の仕方がよく分からないという方は、転職・就職支援サービスやエージェントも利用してみましょう。
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ここだけの非公開求人なども紹介してもらえるので、こちらも賢く使って少しでも良い企業に転職できるようにお役立てください。
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