転職活動での内定後から入社までの流れを分かりやすく解説!

就職・転職・仕事探しコラム

転職活動や就活をして、無事に内定をもらうことができたら「後は入社するだけだし楽勝でしょ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、転職活動は活動期間も大変だったのですが、内定後から入社するまでにもやることはたくさんあるのです

ここで手を抜いたり油断していると、入社した後に「聞いてた条件と違う…」というようなトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるのです。

 

そこで今回は、内定後から入社するまでの流れや注意事項・必要な書類などについてわかりやすく解説していきます。

今、転職活動中という方やこれから始めるという方も、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

内定獲得後から入社までの流れ

まずは、企業から内定をもらい、そこから入社するまでは、どのような流れで進めていくのかについてチェックしていきましょう。

在職中の内定後の基本的な流れ

1:企業との労働条件についての確認や調整

2:内定を承諾したことを連絡する(入社には双方の合意が必要)

3:企業との雇用契約を締結する

4:在職中の場合は退職日の調整(引継ぎや残務処理など)

5:退職する

6:入社

大まかにまとめるとこのようになります。

この中でもとくに気を付けたい注意ポイントについてさらに詳しく解説していきます。

 

労働条件の確認は重要

正社員で内定をもらうと、企業から「労働条件通知書」というものが送られてきます。

もし送られてこない場合は、企業の担当の方に質問をしてみてください。

この通知書ですが「内定通知書・採用通知書・雇用契約書」に労働条件がかかれているケースもありますので、受け取った書類には必ず目を通しておくことが大切です。

 

ちなみに、労働条件がどこにも記載されていない…という場合は、その企業はブラックの可能性が高いです。

なぜなら、労働条件を入社前に提示することは労働基準法でも定められているので、法律を無視するような企業は、どう考えてもブラック企業ですよね。

 

内定を承諾することを企業に連絡する

内定を受け取ったことで満足してしまう方も少なくないのですが、あなたから企業に内定承諾の連絡をする必要があります

双方の同意があって初めて入社が決まりますので、内定を受け取ったらすばやく連絡をするのは基本です。

連絡の方法は一般的には電話ですが、内定の連絡がメールやSNSで送られてきた場合には、メールでも問題はないでしょう。

 

内定獲得したら必ず確認すること

内定獲得したら、企業側といろいろと調整をしながら入社日を決めていきます。

このとき、入社後のトラブルを未然に防ぐためにも以下のポイントは必ず確認するようにしましょう。

・入社前に試用期間や研修期間はあるのか?

・残業はあるのか

・給与は求人票通りになっているのか?

・昇給や賞与は?

・残業代は給与に含まれるのか別途支給なのか

・休日はいつ?

・その他各種手当

正社員としてこれから長く働いていくのですから、こういったポイントも細かく確認しておくことが大切です。

お金の部分や休日などは皆さんよくチェックするのですが、残業代のことや休日、各種手当などは見逃してしまう人も少なくありません。

もし、応募したときの条件と内容が違う部分があれば、きちんと質問をしておくようにしましょう。

 

また、給与の交渉もあなたのスキルや経験などの自信があれば可能です。

ただしその場合には、給与をアップさせるだけの確かな理由を具体的に伝えることが必要になります。

 

内定後から入社までのQ&A

ここからは、内定後から入社までの間でよくある質問や疑問などについても見ていきましょう。

 

必要な書類とは?

入社した場合に、必要書類の提出を求められるというのはよくありますが、「必要書類とは?」と悩んでしまいますよね。

ここでは、以下のような書類等を求められるケースが多いです。

●源泉徴収票

●雇用保険被保険者証

●健康保険被扶養者異動届
※こちらは、扶養義務がある場合だけです。

●住民票

●通帳のコピー
※給与などの振込先

●健康診断書

●年金手帳

企業によっては提出しなくてもよいものもありますが、このような書類が必要になります。

私が今働いている会社は、健康診断書の提出が必要だったのですが、その前に働いていた職場では必要なかったので、会社の方針によって異なるということですね。

とは言え、入社日までに必要な書類は会社側から事前に伝えられますのでご安心ください。

 

内定辞退する場合の注意点

転職活動では、多くの企業に応募をしているので複数の企業から内定がもらえるというケースも少なくありません。

ところがネット上では、「内定を辞退したら損害賠償請求された」というような声を見かけることもあるので、不安になってしまいますよね。

 

まず初めに結論からお伝えすると、法的な責任を負うことは一切ありません。

請求されたとしても応じる必要はないのです。

 

ただ、内定承諾の前と後で立場に違いがありますので、以下ポイントについては意識しておきましょう。

内定承諾

この段階では、まだ労働契約は交わされていないため、損害賠償請求をされても無視しても問題はありません。

内定承諾

この段階では労働契約はあなたの会社側で成立しているのですが、まだ実際に勤務しているわけではありませんので、辞退することができます。

 

万が一、損害賠償を請求された場合には「法的にそのような義務はありません」としっかりと断るようにしましょう。

また、あまりにもしつこい場合や内容が脅迫めいている場合には、労働基準監督署への相談も視野に入れておきましょう。

 

内定の保留はどれくらいまでできるの?

他の企業からまだ結果が出ていないという場合には、内定を保留したいと思うこともあると思います。

この場合は、保留することができるのかどうか担当者に質問をしましょう

OKなところもあれば、NGというケースもありますが、こればかりは会社によって異なります。

 

ただし、いくら保留を認めてくれるといっても、2~3日ほどまでです。

それ以上長引いてしまうと、「働く意欲がないのでは?」と判断され内定取り消しになる可能性もあります。

 

連絡する際には「他社の選考結果などもあわせたうえで判断したいので、2日だけ保留させてください」というように、いつまでに結果を出すのか明確にするようにしましょう。

中には、会社側から「○日まで」というように期限を指定されるケースもあります。

保留するということは、その企業からすると「他に第一志望の会社があるのでは?」と判断される可能性も高いですので、慎重に連絡をしましょう。

 

内定の結果を口頭で伝えられたら

かなり稀なケースですが、内定を口頭で伝えられるということもあります。

口頭でも雇用契約は成立するのですが、後でトラブルが起きるのを防ぐためにも、必ず書類を発行してもらうようにしましょう

・内定日
・勤務条件
・給与
・休日

などがしっかりと記載された「内定通知書」を受け取ることが大切です。

 

円満退職するために大切なポイント

在職中の方は、退職するまでにいろいろとやるべきこともたくさんあります。

では、どのようなことをしていくのかについて具体的に見ていきましょう。

上司や人事の人に退職を伝える

新しい職場を見つけたら、できるだけ早く上司や人事の人に退職する旨を伝えましょう。

また、退職するといっても伝えてすぐに辞めることはできず、会社の就業規則などで決まっている場合も多いので、きちんと確認をしておくようにしましょう。

一般的には、1カ月前までに伝えることがマナーです。

 

引継ぎ作業をする

あなたがやっていた作業内容を引継ぎすることも大切です。

難しい作業などがある場合や、1カ月で引継ぎが難しい場合は「引継ぎ書」などを作成して渡しておくというのもおすすめです。

残った人のことも考えて準備しておくことも社会人としてのマナーです。

 

有給休暇について

退職までの1か月間で有給休暇が残っている場合は、引継ぎ作業などの様子を見ながら有給を消化することもできます。

有給は基本的に申請された場合は会社は断ることができません。

例外もありますが、引継ぎや残務処理などのスケジュールをたてながら休暇もいれることもできます。

 

まとめ

このページでは、内定から入社するまでの流れや注意点、よくある疑問などについてまとめてきましたが、いかがでしたか。

転職活動は、内定をもらうまでもいろいろと大変なところが多いのですが、実際は内定を獲得した後もやることや準備をしないといけないこともたくさんありますので、気を付けるようにしましょう。

 

今回いろいろ紹介してきた中でも一番重要なのは、内定承諾の前に「労働条件通知書」を受け取り、その内容をしっかりと確認することです。

入社してから気が付いても、書面であることに合意したことになっていますので、覆すことはできません。

分からないことや気になる部分があれば、入社前にしっかり確認しておくのも大切です。

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