「転職活動をしたいけど、現職を辞めてからでないと行動してはいけないの?いつから活動すればいいのか分からない…。」
転職をしたいと思ったときに、どのタイミングで行動すればいいのか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
実際、このような質問をわたし自身もされたことがあります。
まず結論からお伝えすると、転職活動をするタイミングは人によって全然違うということです。
そこでこの記事では、転職活動をするのはいつからがいいのかについてわかりやすく解説していきます。
目次
転職活動はいつから?現職を辞めてから?わかりやすく解説
転職活動をするタイミングですが、もちろん「在職中」でも行うことはできます。
ですが、人によっては退職してから行動したほうが良いというケースもあるのが難しいところです。
そこでまずは、在職中と退職後それぞれのタイミングで転職活動をはじめた場合のメリットとデメリットについて見ていきましょう。
在職中の転職活動をするメリットは4つ
まずは、働きながら転職活動をすることの「メリット」からまとめていきます。
☑収入があるので生活にゆとりがある
☑転職活動が長引いたとしても、金銭的なリスクはない
☑職歴に空白の期間ができない
☑場合によっては今の職場の良さがわかる
一番大きなメリットは、収入源があるということでしょう。
人は生活するためには生活費や食費など常に出費がありますので、貯金が少ないと転職活動をしていても焦りを感じてブラック企業へ入社してしまう可能性もあります。
ですが、働きながらであれば、もし転職活動がうまくいかずに長引いてしまったとしても、その会社で働き続ける限りは収入はありますので、お金の心配をする必要はありません。
また、働きながら行動することで、職歴に無職の期間がなくなるので書類選考などでも有利に進めやすいというメリットもあります。
そして、転職活動をすることで今の職場の環境が優れているということを認識するきっかけになることもあります。
活動をしているときには、さまざまな企業の求人情報を見ていきますし、転職エージェントなどを利用すれば現在の世の中の現状なども教えてもらうことができます。
いろいろと見聞きしていくことで、転職先よりも今の職場のほうが環境が良いということもありますからね。
今の職場を辞めるべきかどうか迷ってるという方は、転職活動をしてみることもいい判断材料になるでしょう。
在職中の転職活動をするデメリットは3つ
つぎに「デメリット」ですが、以下のようなものがあります。
☑使える時間が限られている
☑面接の日程調整が難しい
☑バレる可能性がある
在職中に転職活動をすることの最大のデメリットは、時間が足りないということですね。
転職活動では、応募先の企業の情報を集めたり面接対策をしたりといろいろとやることがたくさんあります。
仕事をしながらそれらの管理をしていくというのはかなり難しいですし、面接に落とされたとしてもなかなか分析ができにくいので、ずるずると長引いてしまうこともよくあるケースです。
また、休みがとりにくい会社の場合は、面接の日程調整をするだけでも一苦労あります。
有給休暇は基本的には申し出をすれば受理されると思いますが、「明日休みます」では会社も納得してくれません。
できれば、1週間ほど余裕を持たせることで、会社側としても適当な理由でも納得してくれるので、面接の日程調整も難しいというデメリットもあります。
そして、転職活動が会社にばれる可能性もゼロではありません。
基本的には自分自身から回りの人に言いふらしたりしない限りは問題はありません。
ですが、親会社や提携会社などに面接に行くとなると、上層部でつながりがあるのでバレる可能性もあります。
会社にばれたくないという方は以下のポイントに気を付けるようにしましょう。
このようなところに注意すれば会社にばれにくく活動できます。
デメリットもありますが、在職中に転職活動をすることで大変なのは「時間がない」ということが一番です。
そこでおすすめな対策が転職エージェントを活用することです。
転職エージェントなら、面接の日程も調整してくれる他、面接対策などもしっかりと行ってくれるので短い時間を有効活用することができます。
さらに希望条件を伝えることで、希望に合う条件の企業なども探して紹介してくれますので、働きながら転職活動をスムーズに進めたい方は、ぜひ転職エージェントの利用も検討してみてくださいね。
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退職後の転職活度のメリットとデメリット
次に、退職後に転職活動を始めることの「メリット」から見ていきましょう。
☑時間をたっぷり使って活動できる
☑内定が決まれば、すぐに出勤できる
☑体や精神のリフレッシュ期間になる
退職後のメリットは、1日24時間をフルで転職活動に割くことができるということです。
時間もあるので、企業研究や面接対策などもしやすいのは大きなメリットですね。
また、内定獲得した場合はすぐに出勤することができるというのも急募で募集を出してる企業には魅力的な部分になります。
辞めた会社がブラックで、肉体的にも精神的にもツラかったという人は、この期間がリフレッシュ期間になるという方もいます。
では、「デメリット」はどのようなものがあるのかも見ていきましょう。
☑収入がなくなり、貯蓄が減っていく
☑長期化するとブランクや精神的にもきつくなる
☑体力が低下する
退職してしまえば収入源もなくなりますので、そこから先は貯蓄を切り崩しながらの生活がスタートします。
そのため、なかなか決まらないとブランクができるだけではなく精神的にも追い込まれてしまう人も少なくありません。
そして、私も無職になった時に実感したことですが、転職活動が3~6か月と長引いていけば行くほど自分の基礎体力が減っていきます。
軽い運動をするだけでも息切れをしてしまったりと、想像以上の体力低下もありますので、退職後は時間を作って運動するようにしましょう。
転職活動はいつから?結論は
ここまで、転職活動はいつからがいいのか、在職中と退職後それぞれのメリットとデメリットについてお伝えしてきたのですが、結論は「在職中」がおすすめです。
その理由ですが、メリットとデメリットをそれぞれ比較すると退職後のほうがデメリットが大きすぎるということです。
また、もし転職活動を行うことで働いてる(いた)会社のほうが良かったとなった時には、在職中ならそのまま会社に残るという選択もできます。
ですが、一度辞めてしまうとよほどのことがない限りは、再び採用されるのは難しくなってしまいます。
他にも理由があり、転職活動は20代の若い人でも1~3か月はかかるとされています。
さらに30代・40代となれば、より期間もかかることになりますので転職活動をするのなら、よほどの理由がない限りは、在職中の金銭的にゆとりがあるときに行うようにしましょう。
転職活動のタイミングが分からない方は
転職活動をするタイミングというのはそれこそ人によって異なります。
自分ではよく分からないという方は、転職エージェントに相談してみましょう。
転職エージェントなら、様々な企業からの情報を保有しているので、企業が欲しがる人材や具体的な面接対策なども無料で情報提供してもらうことができます。
ただし、エージェントといっても各サービスによって保有してる求人数や得意な業界なども異なりますし、サポートの質も違ってきます。
そこで転職エージェントを利用するときには、2~3社を登録して利用すると、あなたに合ったエージェントを見つけやすくなります。
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