就職活動や転職活動をしているとき、面接中に「いつから働けますか?」と質問をされることもあると思います。
突然言われてパニックになってしまう人もいらっしゃるかもしれませんが、面接官がこの質問をすることにも意味があります。
それは、
●企業が求める期間内に入社ができる人物なのかを確認する
●そもそも本当に働く意思があるのかを確認している
という2つの意図があります。
つまり、この質問に対して考え込んでしまいすぐに答えられないと、あまり良い評価にはならない可能性もあるということですね。
でも「在職中」と「離職中」でどのように答えればいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、面接で聞かれる「いつから働けますか?」という質問をされたとき、在職中・離職中のそれぞれの答え方について解説していきます。
また、聞かれないケースについてもまとめていますので、是非最後までご覧ください。
「いつから働けますか?」の在職中の答え方とは
転職活動をするときには、基本的に在職中で活動をしていきますので、すぐに働くことができないときにはどう答えればいいのか迷ってしまいますよね。
仕事を辞めるとしても、「引継ぎ作業」や「会社規定」などもいろいろとありますが、それでも「内定を獲得してから90日以内の入社」ができれば問題はないでしょう。
逆に在職中にもかかわらず「すぐに辞めて働くことができます!」と答えるのはNGです。
この答え方は、いかにもやる気があることを伝えているように感じるのですが、
●突然辞めるような人を雇うのはリスクが高い
このように思われてしまう可能性が高いのです。
仕事を辞める場合は、最低でも2週間前に企業に伝える必要がありますので、早くても2~3週間後を目安に応えるのがオススメです。
この場合は、しっかりとした理由を説明することができると面接時の評価も上がります。
【在職中の「いつから働けますか?」の答え方の例】
●現在は在職中ですので、1カ月後の入社を予定させていただきたいと思います。これは、現在私が担当しているプロジェクト(仕事)の引継ぎや処理などをするのに1カ月ほどはかかる見込みがあるためです。ですが、少しでも早く御社に入社することができるように、内定をいただいた場合はすぐに上司に報告をして、退職手続きを進めたいと考えています。
このように、「具体的な期間を数字で出す」ことと「日数がかかる理由」を明確にしていることが重要になります。
今回は「1カ月」という例でまとめましたが、そこまで大篝なプロジェクトを任されているわけではないという場合でも、退職する場合どれくらいの期間が必要なのかを働きながら調べておくようにしましょう。
このような説明をすることができないと「そもそも本気で転職(就職)するつもりがあるのかな?」というように面接官に不安や疑問を与えてしまうことにもなりますからね。
在職中で大切なことをまとめると、
1、日数を明確にする
2、具体的な理由を述べる
3、入社意欲が高いことも同時にアピールする
この3つを意識することができれば問題はないでしょう。
「いつから働けますか?」の離職中の答え方とは
仕事を辞めてから、就活をする場合でも「いつから働けますか?」という質問をされる可能性は十分あります。
離職中ということは、企業側としては「すぐに働いてもらえるかも」という期待も少なからず持っていますので、希望の開始日を伝えるときも、一定の期間を設ける場合には、それなりの理由が必要になります。
在職中とは異なり、離職中というこは「すぐに働くことができない=就職する意欲が少ない」と思われてしまうのです。
そのため、「1カ月後です」とか「3か月後からです」などのように長い期間を設けてしまうのはマイナス評価になりかねません。
ただし、明確な理由がある場合は離職中の方でもすぐに働けなくても問題はありません。
ですが、明確な理由がないという人のほうが多いかもしれませんね、
そのような場合は、以下のように答えるようにしましょう。
・離職中ですので、いつでも入社することができます。
・御社の都合に合わせて入社することができます
このように、「企業に合わせることができる」という答えをするのが基本的ですし、この答え方であれば働く意欲があることも伝えることができます。
とくに、求人情報の中に【急募】などの記載がある企業の場合は、少しでも早く人材を探して戦力にしたい!と考えている企業になるので、そういった中で「すぐに働きだすことができます!」というのはかなりのアピールにもなりますよね。
もし、複数の企業に面接に行っている場合でも、そのようなことは伝えずに心の中で思ってるようにしましょう。
世の中は人手不足とは言われていますが、それでも他の会社と比較されるのは面接官にとってはあまり良い印象を与えませんからね。
複数の企業に面接をして内定をもらった場合は、その中から選ぶ権利はあなたにあるのですから、わざわざ面接で言うようなことではありません。
少しでも早く就職したい!と考えているのであれば、「すぐにでも働くことができます!」と答えるようにしましょう。
「いつから働けますか」と聞かれない場合は不採用なのか?
ここまでは、あくまでも質問をされることを前提にその答え方についてご紹介してきました。
ですが、「聞かれない」と不安になってしまう人も多いようです。
そこでまずはっきりといっておきたいことですが、転職の面接で「いつから働けますか?」の質問がない=不採用になるというわけではありません。
面接官にもよりますが、採用するつもりで質問する人と、すでに不採用が決まっているけれど、一応質問をしておこうと考える人がいます。
実際、この質問をされた場合でも不採用になる人はたくさんいますし、逆に問われなかった場合でも採用(内定)がもらえる人もたくさんいます。
面接で問われなかった場合は、採用をもらった段階で入社日について電話などで問われるケースもあります。
ですから、「いつから働けますか?」という質問がなかったとしても、あなたの合否には関係がありませんのでご安心ください。
入社日についての質問がなかったからといって、不採用かも…と落ち込む必要はまったくありません。
むしろ、合否はその質問をする以前の面接の内容で大方決まるものです。
そのため、少しでも面接時にアピールすることができるように、自己分析や志望動機、自己PRなどを考えておくようにしましょう。
面接Q&Aはこちらの記事も人気があります
面接についてはいろいろと不安があると思います。
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>>面接で好印象を与えるテクニックとマイナス評価になるポイント
>>短期の退職理由は面接でどうこたえるのが正解?納得してもらえる理由
>>オンライン面接・Web面接を徹底攻略!準備や対策、注意点は?
>>一次面接で落ちる!?面接が苦手以外の理由や通らない人の特徴とは
さいごに
いかがでしたか?
「いつから働けますか?」と質問をされたときには、在職中と離職中ではその答え方が異なりますので、いつ質問をされても良いように事前に答えを考えておくようにしましょう。
また、質問をされない=不採用ということはありません。
この質問だけで合否がわかるようなほど単純な面接はありませんからね。
不安になってしまう気持ちも分かりますが、待っていれば結果は必ず出るので、不採用が続く場合は、面接対策の見直しや志望動機・自己PR文などももう一度考え直すなど対策をしましょう。
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※この記事は2023年8月15日に内容を更新しました。